パネライ ルミノール 1950 スリーデイズ アッチャイオ PAM00372 基本的には実用時計ではなくファッション時計。 実用性云々言える時計ではない
さて、今回の「時紡ぎ」は、前回に引き続きパネライ ルミノール 1950 PAM00372です!!
ご覧の通り、マジデカい時計です。
腕に載せてる感が半端ありません。
重いとは言ってもブレスレットではなく革ベルトなので、着けているのが嫌になる程重いということはないのですが、重さは144g。
5桁のサブマリーナ・デイトがおよそ135gですから、それよりも少し重いものをストラップで腕に巻きつけているような感覚です。
ケースの形状自体は厚みはありながらもそれを縦と横に引き伸ばしているような感じであり、さらに上に盛り上がっている部分もプラ風防なので、まあまあ手首には密着してくれています。
ただ、やっぱり重さ自体があるので、革ベルトでぴったりと手首に密着させるくらいにしないとすぐに「クルン!」と時計ケース本体が手首を周り、裏側を向いてしまいそうです。
腕に大きなものが載っかっている感が半端ないのですが、この手の時計はむしろこういうデカいものを腕に載せている自分を「俺、イケてるぜ!」って誇りに思うほどではないと着けることができません。
自己顕示欲の塊のような時計ですから、これはこれでいいのだと思います。 これこそパネライなのです。
視認性に関しては文字盤のデザインがシンプルでコントラストが強いのでわかりやすいですが、風防がプラなのでやっぱりサファイアクリスタルよりも反射しますし、角度によっては風防を通して見える文字盤の歪みも強い印象です。
正直にいうと実用時計ではなく、ファッションアイテムと割り切った時計と言えるので、オリジナルへのオマージュとしてこれはこれで正解なのでしょう。
暗所での視認性はさすが「ルミノール」という名前に恥じないレベルです。
針とインデックスがくっきり!
サンドウィッチ構造で文字盤を二重に重ね、下の層の文字盤に夜光塗料を大量に塗りつけているのか、結構豪快に光ります。
少し暗い中で光る夜光塗料・・・これがパネライの楽しみの一つでもあります。
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